皆さんこんにちは。
本日は中外製薬さんに骨粗鬆症の治療薬、ボンビバ錠の説明会を開催していただきました。今回から、お隣の南いくた薬局さんと合同での説明会です。
産婦人科と骨粗鬆症、骨密度といいますとあまり縁がないのではと感じる方も多いかもしれませんが、閉経以降あるいは早発卵巣不全による女性ホルモンの低下は骨粗鬆症の大きなリスクであるため、産婦人科医も女性の骨密度低下の予防、骨量が低下している患者さんの管理、治療を行っております。
当院にはレントゲン撮影の機器がありませんので、骨密度測定は主に聖マリアンナ医科大学にお願いしています。測定結果から食事指導からビタミンDやカルシウムのサプリメント、ビタミンDの飲み薬、ボンビバ錠のような骨粗鬆症の薬へと徐々に治療内容を変えていきます。
日本人女性のビタミンD摂取量はどの年代でも不足しているといわれています。生理が早めに終わった方やステロイドを内服している方はハイリスクです。20年~30年後もピンと背筋を伸ばして自分で歩く。一度ご自身の骨密度を確認してみてはいかがでしょうか。
では皆様、お元気でお過ごしください。