皆様こんにちは。本日は肥満について女性医学の観点からの講演をまとめてみました。

体重が女性ヘルスケアに与える影響

  • 日本では、BMI25以上で肥満と定めている。肥満症は、肥満による健康障害があるか、予測される場合。あるいは内蔵脂肪の蓄積があると医師が判断した場合をいう。
  • メタボシックシンドロームは、内臓脂肪の蓄積があり高血糖、高血圧、脂質異常症のうち2つがあるものをいう。
  • 内臓脂肪が増加すると、低アディポネクチンとなり生活習慣病が増加する。
  • 肥満症は、がんのリスクを増加させる。
  • 肥満症では、エストロゲン生成が増加し、子宮体がん、乳がん、肝臓がんのリスクが増加する。
  • コレステロールの上昇やインスリン抵抗性の増大は代謝産物を増加させ、子宮体がんのリスクを上昇させる。これに対してコレステロールを下げるスタチン(脂質異常症の薬)や糖尿病の薬であるメトホルミンは子宮体がんの死亡リスクを低下させる。
  • 適正体重の維持、BMI22~25、が非常に大事である。

暑いしコロナだし、なかなか運動できず痩せませんが・・、筋肉体操は続けようと思います。では皆様、お元気でお過ごしください。