皆様こんにちは。
先日、アストラゼネカさん主催の卵巣がんのセミナーに参加してまいりました。二子玉川のエクセル東急ホテルで行われました。

主な話題となっていたのは、この4月から保険適応になった遺伝性乳がん卵巣がん症候群(HBOC)の患者さんに対する予防的手術についてでした。

遺伝性乳がん卵巣がん症候群(HBOC)の患者さんに対してRRSO(リスク低減卵管卵巣摘出術)を行うと、卵巣がんでは80%、乳がんでは50%のリスク低減効果があるそうです。また、全死亡率も減らす効果があるとのことでした。

さらに、予防的に乳房の切除も保険が使えるのですが、そのあとの乳房再建にも保険が使えるという、手厚い医療になっています。

2020年の4月に保険が適応となってから、相談の数はどんどん増えています。子宮頸がんと同様に、がんも予防できる時代が来ています。親族で乳がんや卵巣がんの方が何人かいらっしゃる場合は、一度相談されてみてはいかがでしょうか。

では皆様、お元気でお過ごしください。