品川で開催された、国際栄養医学シンポジウム2024に参加して参りました

普段からの食事、栄養素について医学的な研究から栄養療法として今注目を集めています。

鉄、亜鉛、ビタミンD、DHAなどが大切だよーっていうような講演からミトコンドリアを活性させる、カンジタを除菌する?!というような産婦人科医には難しい(+_+) お話などがありました。

朝起きたら食べる前に、水とか飲むまえに歯を磨くのが大事。歯周病菌には認知症との関係が指摘されたいるものもあるから、朝一番の水でお腹に入れないためだそうです。

産婦人科の領域では、鉄と不妊症について指摘がありました。不妊の原因は半分が原因不明。日本は世界で一番体外受精や顕微受精をしているにもかかわらず、妊娠率は世界でかなり悪い。
その原因は日本人女性の貧血ではないが鉄不足の状態にあるのでは?という内容でした。鉄は、DNA合成、女性ホルモン産生、コラーゲン作成などに必要なミネラルで、卵子、受精卵、子宮内膜に影響を与える。すなわち、フェリチン、鉄欠乏で、不妊、不育の原因になる、という内容でした。正直、生殖医学会ではあまり取り上げられていない内容なので、新しい発見となりました。

そのほかにも、αリポ酸毎日飲むと体重へる、だとか、トマト、にんじん、カボチャ肌綺麗になる、などなど。

CBDオイルの講演も興味深いものでした。認知症、不眠症、リウマチ、てんかん、変形線関節症、抗がん剤の痺れ
口内炎、味覚障害の改善などが報告されました。

栄養医学、まだまだ勉強することは多そうです。では皆さま、お元気でお過ごしください。