を作成致しました↓。皆様のご来場をお待ちしております。
この度、第33回日本プラセンタ医学会大会を2024年5月19日、御茶ノ水ソラシティカンファレンスセンターで開催させていただくことになりました。
プラセンタ医学会への入会、理事になってまだ日が浅い私が、よもやよもやの大会実行委員長に選出され恐縮しつつも光栄に存じます
テーマは「プラセンタの歴史を紡ぐ」といたしました。過去これまでのプラセンタ療法の歴史から、現在の臨床現場では具体的にどのように活用されているのかについて。そして、プラセンタ療法の今後、新しく明るい、未来を予感させる基礎医学研究からオンライン診療まで。プラセンタ療法のこれまでとこれからの歴史を紡ぎだすプログラムを作成し、多くの著名な先生方にご講演をお願いしております。
さて、プラセンタ療法は私が医師になって10年以上経ってから学会で初めて見聞きした治療法でした。医学部の授業でも取り扱ってはおりません。そこで、今回新しい試みとして、医療従事者を目指している学生に向けたご講演「医薬系学生にもわかるプラセンタ療法の話」を長瀬眞彦先生(吉祥寺中医クリニック 院長)にお願いしました。学生にもっとプラセンタ医学会、プラセンタ療法に興味・知識を持ってもらうことが重要と考えております。
招待講演には女性医学、更年期医学領域における日本のリーダー、寺内公一教授(東京医科歯科大学 大学院医歯学総合研究科 茨城県地域産科婦人科学講座 教授)をお招きし「更年期障害はプラセンタの夢をみるか?」という素敵な演題でご講演頂けることになりました。さらに、特別講演として私の恩師である鈴木直教授(聖マリアンナ医科大学産婦人科学 主任教授、国際妊孕性温存学会 理事長)にお願いして、「小児・AYA世代がん患者に対するがん・生殖医療の今後」という演題でご講演頂けることになりました。10年以上私と鈴木教授とで基礎実験をして、臨床応用に繋げて、日本を世界レベルにまで引き上げたこのがん・生殖医療の分野について、私が大会実行委員長である今大会でお話し頂けることはこの上ない喜びです。
私が大会実行委員長に任命された後、ある基礎研究を思いついたので、今回特別講演をお願いしている聖マリアンナ医科大学難病治療研究センターの杉下先生に相談致しました。杉下先生のご厚意、ご尽力により研究内容が洗練され、とんとん拍子で話が進みました。そして、日本生物製剤さんと聖マリアンナ医科大学難病治療研究センターとの共同研究の契約が締結され基礎研究がスタートし、私もその一員に加えて頂きました。難病治療研究センター センター長の遊道教授からも、「難病治療研究センターの能力を集結させて研究に臨む」と、力強いお言葉を頂きました。大会当日、杉下先生から誰も聞いたことのない興味深い新しい研究成果と、これからの展望についてお話が伺えるものと確信しております。どんな話題が飛び出すか楽しみでなりません。
学生に向けたプラセンタ療法の基本的な教育的な演題から、明日からの臨床、に役立つ、あるいは応用できる演題。そして、未来に繋がる基礎研究から新しい診療形式まで、きっと満足頂ける盛りだくさんの内容になっております。皆様のご来場を心からお待ちしております。
最後になりましたが、この度の能登半島地震に際し被災された方々には心よりお見舞い申し上げるとともに、一日も早い復旧をお祈り申し上げます。
では皆様、お元気でお過ごしください。