市議会議員のかがみ先生が私どものクリニックに遊びに来てくださいました。先日市役所に医師会の要望書を提出、説明を行った際に初めてお会いしたのがきっかけです。

今後妊娠出産管理施設は集約化され、逆に産後ケア施設は分散化されると産婦人科の世界では話が出ていること。妊娠中の費用の援助も必要であるが、産後の入院期間を短くし早期退院後の産後ケア施設の充実と費用の大幅援助が求められるようになること。女性の生理についての悩み、性教育について相談できる場所が現状ではまだ十分ではないこと。などなど情報交換をさせて頂きました。

生田に川崎フロンターレが主体となって運営しているフロンタウン生田が3月にオープンしました。かがみ先生曰く、スポーツ選手だけでなく一般の方も多く集まるこの施設に月経不順や月経痛、妊娠や性病などの産婦人科エリアの内容を誰でも気軽に無料で相談できる保健室みたいなのを作りたい、と提案がありました。さすがに産婦人科医をそこに一人常駐させることは難しいのでは、とお話しし、助産師さんや保健師さんが適しているのではとまとまりました。実現に向けて、今後川崎市産婦人科医会でも説明してくださるとのこと、次回の産婦人科医会で議案として出そうと思います。ではみなさま、お元気でお過ごしください。