皆様こんにちは。今日は分子生理化学研究所の方にサプリメント、特にビタミンCとビタミンD についての勉強会をしていただきました。

 ビタミンCには抗酸化作用があり、紫外線などにより発生した活性酸素を除去し、皮膚を保護する働きがあります。シミの原因となるメラニンの産生を抑えまる。
 また、抗ストレス作用を有するコルチゾールというホルモンを作るためにビタミンCが必要になります。強いストレス、満員電車などでもコルチゾールが使われるためビタミンCが減ってしまいます。ストレスに対抗するのにもビタミンCが必要なのです。
 紫外線をよく浴びるかたは肌を守るために朝の摂取、唾液の中のコルチゾールは朝に多いことから夜間に作られることを想定して寝る前にビタミンCを摂取することが勧められています。

 ビタミンDは、学会に参加した際の報告で何度か記載させていただいておりますが、骨を丈夫にする以外に、新型コロナウイルス感染症対策でも注目を浴びています。ビタミンDの濃度が高いほど死亡率が低いなどの報告が上がっています。
 よく、摂りすぎるとよくないといわれていますが、それは薬でのビタミンD摂取であって、サプリメントでの摂取では不要分は使われないので多めに摂取しても大丈夫です。

病気は、治療ではなく予防の時代が始まっています。サプリメントを有効に活用していきましょう。
では皆様、お元気でお過ごしください。