皆様こんにちは。本日はレーザー脱毛について学んだことを掲載させていただきます。
レーザー脱毛の基本
レーザー脱毛は1997年から始まった、EBMに基づく医療脱毛である。選択的光熱破壊の理論が基礎で、この理論に則ったレーザー装置作られてきた。開始から23年間の実績がある。
メラニンにレーザーが吸収され破壊される。主に毛母、毛孔頭、バルジ領域を破壊する。
男性のひげ脱毛では、やけどを起こしやすく、痛みも強いので注意が必要。
レーザー脱毛の副作用に硬毛化がある。硬毛化のリスク因子として、適正出力以下での使用、うすい、または細い毛、軟毛の存在するところ、が挙げられる。
硬毛化ができてしまったら、確実な解決法はない。軟毛部位にレーザー脱毛を希望された場合には、硬毛化について、また永久脱毛ができない点をしっかり説明する必要がある。
レーザー脱毛で反応が良い部位は、黒く太い毛のところ。わきの下、ひざ下、Vライン、男性のひげなど。逆に反応が悪いところは、上肢、背中、肩、うなじ、フェイスライン、大腿など。
レーザー脱毛のポイント
1回で完了しない。5~7回は必要
うぶげの永久脱毛は困難(ムリ)
目立つ硬毛を確実に減らすことが目的となる
レーザー脱毛後に日焼けはしない
抜毛はしない
レーザー脱毛の禁忌
レーザー脱毛の内容が理解できない患者には行わない
性格がレーザー脱毛に向かない患者には行わない
肌の色が濃い患者。日焼けによる色素沈着がある患者では薄くなるまで待つ
妊娠している患者
脱毛希望部位に皮膚疾患がある
うぶげの脱毛を望む患者
レーザー脱毛の副作用
火傷
色素沈着
色素脱出
増毛・多毛・硬毛化
当院でも今後脱毛機器の取り扱いを検討しております。
非常に勉強になりました。
では皆様、お元気でお過ごしください。