皆様こんにちは

昨日、ツムラさんに漢方の勉強会をしていただきました。
漢方薬は、妊婦さんでは風邪や咳、花粉症から産後の乳腺炎まで、また、病気ではないけれどもちょっと疲れているという方、冷え性、めまい、肩こりなどをお持ち女性に比較的安全に使用できるため、産婦人科では非常に重宝される薬です。

今回は、漢方薬の原料となっている生薬(しょうやく)の見本も見せていただきました。シナモンだったり、ミカンの皮だったり、牡蠣の殻、草の根っこなどが使われているわけですが、これが体に効くんだなぁとしみじみといつも見入ってしまいます。

当帰芍薬散:線が細くて虚弱体質、めまい、手足の冷え、月経痛などのある方

加味逍遙散:不安、いらいら、のぼせがある方。これは月経前でも更年期でも

桂枝茯苓丸:がっちり体形で、上半身にのぼせ下半身が冷える。肩こり、頭痛、月経痛などのある方

女性のための基本の漢方3処方についてみんなで教わりました。ツムラの藤多さん、ありがとうございました。では皆様、お元気でお過ごしください。