皆様こんにちは。
光老化対策、すなわち日焼け止めクリーム、についてまとめてみました。
イブニングセミナー
光老化対策――明日からの診療に役立つノウハウ
- 紫外線は、尋常性ざ瘡(ニキビ)の悪化因子である。そのため紫外線対策は重要である。
- スーパーサンシールドブライトフィットを軽度から中等度のアトピー性皮膚炎の患者13人、尋常性ざ瘡(ニキビ)の患者20人に使用してもらい比較したところ、それぞれ77%、60%で有用性を感じ、77%、85%で満足感を得られた。
- 多くのサンスクリーン剤をむらなくたっぷり使用すると、しみの増加が予防され色素班の増加が抑えられる。
- SPF(Sun Protection Factor)はUVB、中波長紫外線によるサンバーンの防止効果の程度を表している。値が大きくなるほど予防効果は高くなり、最高値は50.明らかに50を超える場合はSPF50+と表示される。
- PA(Protection grade of UVA)はUVA、長波長紫外線の防止効果の程度を表す。+の数で表し、++++が最も予防効果が高い。
- サンスクリーン剤には、紫外線吸収剤と散乱剤がある。
- 問題点として、汗やふき取りなどで時間とともに取れてしまうこと。適量と書いてあるがこの適量に個人差があること。ファンデーションメイクアップ剤の適量は、紫外線防御のためには少なすぎることが挙げられる。
- 一般の使用者は、表示されている紫外線予防を得るための半分量しか塗布していない。そのため、2度塗りすることをお勧めする。
- 紫外線を浴びやすい部分は、耳の上、鼻、目の下である。
- 紫外線吸収剤フリー(ノンケミカル)の製品は洗顔で落ちにくいため、PTOを考えて使用する。
- 動物実験から、SPF15以上で紫外線障害を予防することができる。また、SPF30程度を日常使用することで光老化を予防できる。
私も最近は外出、出勤時には必ず日焼け止めを使用するようにしています。
秋になって、空気も乾燥してきましたので、これからは保湿も大事ですね。
寒暖差も激しいです。風邪など召されませんように、ご自愛ください。
では皆様、お元気でお過ごしください。