最近いろいろまとめを作っていますので、掲載しますね。
低用量ピルは現在日本には2種類存在します。一つ目は、1999年に日本で初めて発売された避妊を目的としたOC(oral contraceptive)です。アンジュ🄬、トリキュラー🄬、マーベロン🄬、ラベルフィーユ🄬、ファボワール🄬などがこれに相当します。病院やクリニック、オンライン診療で扱われだいたい1か月3000円くらいで販売されています。
もう一方は2008年に月経困難症(月経痛)の治療薬として保険診療として登場したLEP(low dose estrogen-progestin)です。子宮筋腫や子宮内膜症、子宮腺筋症に伴う月経痛に対して保険で処方されるほか、原因不明の月経痛でも保険が使えます。先発薬とジェネリックがあり値段はそれぞれ違います。ヤーズ🄬、ヤーズフレックス🄬、ドロエチ🄬、フリウェル🄬などで、それぞれに効果や使用法も異なります。
どちらの低用量ピルも飲み続けることで効果が出るため、月経移動に用いる中用量ピルや緊急避妊で用いるピルとは使用方法が違います。