生活習慣病

食事・運動・睡眠など、日々の習慣の乱れが引き起こす生活習慣病について、原因・症状・検査・治療法をわかりやすく解説します。
川崎市の五十嵐レディースクリニックでは、女性の体調やホルモン変化を考慮した専門的な診療体制で、早期発見と予防を行っています。

このような症状・お悩みは
ご相談ください

健診で血圧やコレステロールの値が高いといわれた
婦人科で内科の薬ももらいたい
更年期と生活習慣病との関係について知りたい
更年期障害なのかほかの生活習慣病なのかわからない
体質的に糖尿病や高血圧が心配

五十嵐レディースクリニック

院長五十嵐豪

日本産科婦人科学会専門医・女性ヘルスケア専門医として産婦人科医療に長年携わり、聖マリアンナ医科大学産婦人科学の臨床教授も務めています。現在は医療法人寬繋会五十嵐レディースクリニック理事長として、地域の女性医療に力を注いでいます。

生活習慣病とは

「生活習慣病」とは、食事・運動・睡眠・喫煙・飲酒など、日々の生活習慣の乱れが積み重なって起こる病気の総称です。
代表的なものには、高血圧、糖尿病、脂質異常症（高コレステロール血症）、高尿酸血症などがあります。

これらの病気は、初期にはほとんど自覚症状がないことが多く、気づかないうちに血管や内臓に負担をかけてしまいます。
放置すると、動脈硬化・心筋梗塞・脳梗塞などの重大な合併症を引き起こす恐れがあり、「沈黙の病気」とも呼ばれます。

女性の場合、ホルモンの影響やライフステージごとの変化（妊娠・出産・更年期など）によって、男性とは異なる経過をたどることがあります。
そのため、婦人科で生活習慣病をチェックすることは、早期発見・早期対応に非常に有効です。

POINT

当院五十嵐レディースクリニックでは、婦人科の枠を超えて「女性の全身の健康」を守る視点から、生活習慣病の検査や予防にも力を入れています。

主な原因とリスク

生活習慣病は、日々の小さな習慣が積み重なることで起こります。
原因は一つではなく、複数の要因が絡み合って発症するケースが多いです。

食生活の乱れ

外食やコンビニ食に偏ると、塩分・脂質・糖質の摂りすぎになりやすくなります。
とくに加工食品やスイーツ、清涼飲料水には「隠れ糖質」が多く含まれており、気づかないうちに血糖値を上げる原因になります。

運動不足

デスクワーク中心の生活や、通勤・買い物で歩く機会の減少により、消費カロリーが減少します。
筋肉量の低下は代謝の低下につながり、体重増加や血糖値の上昇を招きます。

ストレスと睡眠不足

現代の女性は、仕事・家事・育児など多くの役割を担っています。
ストレスや睡眠不足は自律神経の乱れを引き起こし、ホルモンバランスや血圧・血糖値のコントロールに悪影響を与えます。

ホルモンバランスの変化

女性ホルモン（エストロゲン）には、血管をしなやかに保ち、脂質代謝を整える働きがあります。
しかし、更年期以降にエストロゲンが急激に減少すると、動脈硬化や脂質異常症のリスクが一気に高まります。

遺伝的要因

家族に高血圧・糖尿病・脂質異常症の方がいる場合、遺伝的に発症しやすい傾向があります。
ただし、遺伝があっても生活習慣の改善でリスクを大きく減らすことが可能です。

症状の特徴

生活習慣病は、気づかないうちに進行するケースが多く、「なんとなく体がだるい」「疲れがとれない」といった軽い不調から始まります。

代表的な症状を見てみましょう。

高血圧

初期はほとんど自覚症状がありませんが、進行すると頭痛・めまい・動悸・肩こりなどが現れます。
血管に常に圧がかかるため、心臓や腎臓にも負担がかかります。

脂質異常症

血液中のLDL（悪玉）コレステロールや中性脂肪が高くなる病気です。
血管の内側に脂肪がたまり、動脈硬化を引き起こします。
放置すると、心筋梗塞や脳梗塞のリスクが高まります。

糖尿病

血糖値が慢性的に高い状態が続くと、のどの渇き・頻尿・体重減少・手足のしびれなどの症状が出ることがあります。
進行すると網膜症や腎症などの合併症を起こすこともあります。

更年期との関係

更年期はホルモンバランスの変化によって、代謝が落ち、血糖値や血圧が上がりやすい時期です。
女性にとって生活習慣病が増え始めるタイミングと重なるため、特に注意が必要です。

検査内容と流れ

当院五十嵐レディースクリニックでは、女性のライフステージや体調に合わせて、負担の少ない生活習慣病検査を行っています。

問診

普段の生活習慣、月経周期、既往歴、服薬の有無などを丁寧にお伺いします。
「最近疲れやすい」「健診で異常を指摘された」など、気になる症状がある場合は遠慮なくお話しください。

身体測定

身長・体重・BMI（肥満度）・血圧を測定し、全身のバランスを確認します。
婦人科ではホルモン変化も考慮しながら、代謝状態を総合的に判断します。

血液検査

血糖値、HbA1c、総コレステロール、HDL・LDL、中性脂肪、肝機能、腎機能、尿酸値などを調べます。
必要に応じてホルモン検査も行い、ホルモンの影響で数値が変動していないかを確認します。

結果説明とアドバイス

検査結果をもとに、現状のリスクや改善点を分かりやすくご説明します。
食事・運動・睡眠など、日常生活の中でできる具体的なアドバイスをお伝えします。

婦人科ならではの視点で、「女性のからだのリズムを大切にした生活習慣病ケア」を行っているのが当院の特徴です。

治療法

食事・運動療法

治療の基本は、薬ではなく「生活そのものの見直し」です。
塩分や糖分、脂質の摂りすぎを控え、バランスの取れた食事を心がけましょう。

食事のポイント

・朝食を抜かず、3食をバランスよく摂る
・野菜・海藻・豆製品・魚などを意識的に取り入れる
・加工食品や甘い飲み物を控える

運動のポイント

・1日30分のウォーキング、または週3回の軽い有酸素運動
・階段を使う、ひと駅分歩くなど、生活の中で体を動かす習慣を

POINT

これらの積み重ねが、血糖値や血圧を安定させ、薬を減らすことにもつながります。
五十嵐レディースクリニックでは、生活改善のための栄養指導や運動アドバイスも行っています。

薬物療法

生活改善だけでは改善が難しい場合、必要に応じてお薬による治療を行います。
使用する薬は、患者様の体調やホルモンバランスに合わせて慎重に選択します。

高血圧： 血圧を下げる薬（降圧薬）
脂質異常症： コレステロールを下げる薬（スタチンなど）
糖尿病： 血糖を下げる薬（内服・注射など）

副作用や服薬管理についても丁寧に説明し、必要最小限の治療で無理なく続けられるようサポートします。

予防のためにできること

生活習慣病は、発症してから治すよりも、未然に防ぐことが最も大切です。

日常の中でできる予防ポイントを紹介します。

食事を抜かない、よく噛んで食べる
塩分を控え、だしや香味野菜で味を整える
睡眠は6〜8時間を目安にしっかりとる
定期的に血圧・血糖・コレステロールをチェック
ストレス発散の時間をつくる（趣味・リラックス法など）
無理なダイエットを避け、体を冷やさない

婦人科での定期検診と合わせてこれらを実践することで、生活習慣病を大きく予防できます。

当院でのサポート体制

五十嵐レディースクリニックでは、生活習慣病の診療を「婦人科＋内科的視点」でサポートしています。
ホルモンの変化やライフステージに応じた診療を行うことで、女性が生涯を通して健康で過ごせるようお手伝いします。

女性ヘルスケア専門医による丁寧な診察
完全個室の診察室によるプライバシー配慮
健診・人間ドック結果の持ち込み相談も可能

単に「数値を下げる」だけでなく、「その方の生活・年齢・体調」に合わせた治療を提案します。

よくある質問

川崎市で生活習慣病のご相談なら
五十嵐レディースクリニックへ

生活習慣病は、日々の暮らし方を少し見直すだけで、しっかりと予防・改善ができます。
女性の身体はホルモンの影響を受けやすく、同じ生活でも時期によってリスクが変化します。

五十嵐レディースクリニックでは、婦人科としての専門知識を生かし、ホルモンバランスと代謝の両面から生活習慣病の予防と治療を行っています。

未然川崎で婦人科をお探しの方、健康診断で異常を指摘された方は、ぜひ一度ご相談ください。
あなたのライフステージに合わせた最適なサポートを行います。

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CONTACT

五十嵐レディースクリニックでは、
川崎市で避妊や生理痛、更年期症状など女性特有のお悩みを丁寧にサポートしています。どんな小さなことでも構いませんので、どうぞお気軽にご相談・ご予約ください。

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この記事の監修者